腸内フローラ.com|腸内フローラばかりではなく皮膚フローラも大切、性感染症の細菌感染から守ってくれる

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特定の皮膚微生物叢を持つ人は、ある種の性感染症になりにくい可能性があるようだ。
軟性下疳(なんせいげかん)のなりやすさに注目
 米国、インディアナ大学のスタンレー・スピノラ氏らの研究グループが、生物学系の専門誌mBio誌において2015年9月に報告。微生物関係の専門学会が紹介している。

 研究グループは、軟性下疳(なんせいげかん)と呼ばれる性感染症のなりやすさに注目した。この病気は性器にこぶのようなものができるもので、発展途上国でよく見られる性感染症の一種。HIVの感染を高めるものと考えられている。

 研究グループは、ある常在細菌は皮膚を感染から守ることができるのではないかと検証した。
感染前の微生物の違いが影響
 その上で、8人を対象として腕に軟性下疳菌を接種。接種前、接種中、接種後の皮膚微生物叢について調べた。感染症が治った人と、最終的にうみがでてきた人がいた。

 軟性下疳菌が消えた人と消えなかった人の皮膚微生物叢を比較。うみがでてきた人と感染症が治った人の感染前の皮膚の微生物叢は構造が異なっていると分かった。

 軟性下疳菌感染症が進行するにつれて変化していた。

 腸内細菌の集まりである腸内フローラは病気との関係も指摘される。同じように皮膚の表面にある微生物も大切であるようだ。
引用元:Medエッジ
文献情報
Skin Microbiome Influences Common Sexually Transmitted Disease

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