腸内フローラ.com|便秘の人は腸内フローラが乏しい、治療をするといくらか改善

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手術前、手術後6ヶ月を比較
中国、南京大学医学院のX・フェン氏らの研究グループが、外科領域の国際誌であるアメリカン・ジャーナル・オブ・サージェリー誌2015年2月号で報告している。
腸内細菌の集まりは、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)、腸内フローラなどと呼ばれている。海外ではマイクロバイオームとも言われる。いずれも微生物の多様な集まりを言っている。 研究グループは、がんこな便秘の人が結腸の一部を摘出する手術を受けた後、6カ月間経過してから、腸内細菌叢がどのように変化しているかを検証した。 手術の前、受けた6カ月後についてがんこな便秘のある17人、健康な5人を対象として、便と粘膜を比べた。主な細菌群と古細菌のメタン細菌について量を調べた。

手術後は改善
その結果、「バクテロイデス」の仲間のほか、「クロストリジウム・コッコイデス」「クロストリジウム・レプタム」という主要な腸内細菌叢については健康な人と比べて変化は小さかったが、個別に見ると、手術後には便における「腸内細菌の数」「ファーミキューテス」の仲間、「バクテロイデス」の仲間、「クロストリジウム・レプタム」について細菌数が減っていた。粘膜では変わらなかった。 便中のビフィズス菌と乳酸菌の数は手術前に健康な人よりも少なかった。粘膜におけるビフィズス菌の数も少なかった。手術後にいずれも増えていた。粘膜におけるメタン細菌数は手術前には少なかったが、手術後には通常レベルに戻っていた。


文献情報
Feng X et al. Changes in fecal and colonic mucosal microbiota of patients with refractory constipation after a subtotal colectomy. Am Surg. 2015;81:196-204.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25642885


引用元:Medエッジ

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