腸内フローラ.com|「善玉」多い日本の子ども アジアの腸内細菌調査

「善玉」多い日本の子ども アジアの腸内細菌調査

人の健康に大きな影響を与えているとして、近年注目されている腸内細菌。
日本も加わる国際チームがアジア5地域の小学生を調べたところ、日本の子どものおなかには善玉菌であるビフィズス菌が多く、悪玉菌は少ないことが分かった。今後はさらに、食生活との関連や健康への影響などについて調査を進める。
アジア人の腸内細菌の特徴解明を目指すシンガポール国立大を中心とするプロジェクトで、中山二郎・九州大農学部 准教授(微生物工学)らが参加した。
日本の東京、福岡をはじめ、中国、台湾、タイ、インドネシアの計10都市で、7~11歳の子ども計303人について便に含まれる細菌を分析するとともに、アンケートで食習慣を尋ねた。 注目されたのは、整腸作用や腸を病原菌の感染から守るなどの好ましい働きが知られるビフィズス菌の割合。中山さんによると、欧米の子どもでは5%未満などの報告があるが、今回の調査では10都市平均で13%とこれを大きく上回り、中でも日本は東京21%、福岡20%と高かった。 ほかにも、日本の子どもは大腸菌やウエルシュ菌といった悪玉菌が少なく、検出される細菌の種類や個人差も少ないといった特徴がみられた。こうした特徴と直接関係がありそうな食習慣は、今回のアンケートでは特定できなかったという。 国際チームは、調査対象年齢を赤ちゃんから高齢者まで広げ、対象国も増やして研究を継続中。
中山さんは「日本の子どもの腸内細菌は一見、良さそうだが、健康への影響については、今後の研究も踏まえて解明を進めたい」と話している。


引用元:47News

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