腸内フローラ.com|コーヒーで腸が健康になる?クロロゲン酸で腸内細菌の成長促す

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コーヒーに含まれるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」が腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)の成長に関連していると分かった。
糞便の腸内細菌への影響を検証

英レディング大学のシャルロット・ミルズ氏らの研究グループが、栄養学の国際誌ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ニュートリション誌2015年4月号において報告している。 コーヒーにはクロロゲン酸が比較的多く含まれている。このクロロゲン酸は、他のポリフェノールと同じように、脳血管疾患と2型糖尿病の予防効果があると考えられている。さらに、クロロゲン酸は大腸に到達すると、大腸に有益な効果をもたらす可能性があるとも見られている。 研究グループは、大腸の端の糞便を、コーヒーとクロロゲン酸と一緒に培養。腸内細菌叢の成長にどのような影響を及ぼすのかを検証した。

ビフィズス菌など増加

結果、クロロゲン酸、ジヒドロカフェ酸、ジヒドロフェルラ酸の3つのコーヒーの成分が4時間で急速に代謝されると分かった。クロロゲン酸を最も含むコーヒーで、10時間後にビフィズス菌の増加量が多いと分かった。コーヒーに含まれていたクロロゲン酸と同じ量に相当するクロロゲン酸だけを使っても、ビフィズス菌の増加量が増えた。 クロロゲン酸だけでも、クロストリジウム・コッコイデスとユーバクテリウム・レクタレという腸内細菌の成長が促されていた。 研究グループはコーヒーの成分が微生物に好影響を及ぼす可能性があるという。

文献情報
Mills CE et al. In vitro colonic metabolism of coffee and chlorogenic acid results in selective changes in human faecal microbiota growth. Br J Nutr. 2015 ;113:1220-7.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25809126
引用元:Medエッジ

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